極論!!ストレスの少ない愛犬に!!

【犬】を取り巻く世界では「ストレス」というキーワードをよく耳にすると思ういます。
僕もその一人です。
体内外での疾患の原因でストレス
問題行動の発端がストレス
食欲やトイレの問題でストレス
あらゆる場面で「ストレス」という理由があげられています。

ストレスという理由。
言ってしまえば簡単で、かつ正論。
しかし人間の場合ストレスが原因で体調不良や病気になってしまったケースを想像してみてほしい。

「そんなにストレスがかかっていたの!?」
「仕事が大変だったの!?」
「恋愛!?」
「友人関係!?」
「金銭トラブル!?」
「どんな深刻な悩み!?」
「極度の疲労!?」
「神経使いすぎ!?」

理由はどうあれ、普通には生活できない精神状態であり普通には振る舞えない状況だと思う。
身体に症状が出るころには、かなりのストレスが蓄積しているだろう。
最悪自殺にまで及ぶケースもあるかと思う。
思考回路も正常ではない。最高のパフォーマンスを職場・学校・スポーツ・それらまとめて「生活」の場で普通ではいられなくなる。

でも人間はその本人のストレス和らげてあげられることができる。
気付いてあげられることができる。
本人も周りに告白することができる。
発見が遅くなったとしても、いずれも何らかんらの形でカウンセリングに通ってみたり、病院で治療してみたり、整体やマッサージへ行ってみたり、気分転換に旅行してみたり、お酒を酌み交わしたり、カラオケに行ってみたり、人間にはストレスの発散口が必ずある。
そして原因を突き詰め、解決策を見出す。
最後には人生の勉強として「経験値」を取得していく。
人間には反省ができ、次へ生かすことが出来る。
「人は一人では生きていけない」
まさにこの言葉が適していると思います。

では犬はどうでしょうか??
何かにつけ「原因はストレスかもしれないですね・・・。」

そんな言葉やアドバイスは誰でも言えます。

「あらぁ〜そうですかぁー。」

「お家ではもう少しストレスのかからないようにしてあげてください。」

「では治療薬を2週間分出しておきますので様子を見てあげてください・・・お大事に〜。」

「はい、ありがとうございました〜」

「○○ちゃん、そんなにストレスかかっていたのぉ〜?」

「ごめんね〜」



で終わり。


犬の気持ちをお考えになったことはありますか??

犬の主張を無視し続け、助けのシグナルの手を差し伸べることもなく、そこに愛情のかけらもなく、あるとすれば甘やかし。

その結果が病院でお薬もらって、はい、終わり。

犬に薬を飲ませてストレスが今後なくなることなど無に等しい。

その場しのぎのまやかし。

人間がストレスを背負ってしまった状況は上記に記載した通りで。

なぜ犬にはそのような扱いしかしないんですか!!?

なぜ原因を追及する努力をしないのですか!!?

ストレスというフレーズが世に出過ぎているせいで、重要危険知力が低迷しているのではなかろうか。

度重なるストレスの生活を正常な生活に戻すことができるのは、関わり合い方、生活の過ごし方。飼い主さんの犬に対する意識、すべてが変わらぬ限り、根の部分からストレスを取り除かぬ限り、愛犬に安らぎの日々はやってこないのではないでしょうか。

安心して生活をしてほしい。余計なストレスは絶対にかけたくない。
ストレスが原因だと言始めに言うことは僕はしない。
ストレスが原因だとしたら、それこそこれからの飼い主さんの意識改革が一番大変なるのです。
そしてストレスの根源を追究し愛犬の心奥底の気持ちと向かい合い、犬側の意見を素直に受け入れることが責任であり、そこからが本当の改善へのスタートになるのです。

それが、ストレスをかけ続けてしまった本当の治療の行い方だと思っています。
僕は犬の訓練士という、しつけをするという肩書などよりも、飼い主さんが理解しきれていない、愛犬たちの気持ちを読み取り、犬側のSOSに気づいてあげ、根源であるストレスの原因を取り除いてあげたいという気持ちの方がはるかに強いです。
言わば


愛犬のSOSに気付いて!!!

犬のカウンセリング屋さん
〜愛犬の味方・あなたが大切〜
(しつけも行ってます☆)


看板にするならこんな感じかもしれません。

「問題行動⇔ストレス」

切っても切れない因果関係です。


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