愛犬と飼い主さんとのルールをはっきりと!!

愛犬と生涯楽しく生活をしていくためには、人も犬もルールが存在します。
人間社会でもルールがありそのルールのもとに自由が存在する。
ルールがなければ、世の秩序は乱れ世界は崩壊する。
考えただけでも僕は法律国家に感謝をする。
子供が描く自由と、大人が描く自由は明らかに異なる。
それはなぜか。
子供は社会に飛び込んではいないから。
子供は義務教育の枠で生きているから。
大人は社会のルールを知っている。
これが、自由を描く違いだと思う。

「人と犬の共存社会」が僕のしつけのテーマです。
きっとこのお仕事を通して永遠のテーマになり続けると思います。
本当の意味の「人と犬の共存社会」


これは意味深である。
人間は言葉も話せる、最高峰の頭脳も持ち合わしている。
それでも、この世の中で生きていくには義務教育というシステムが備わっている。
人が社会人として世で生きていくために学ぶ最低条件となっている。
身分の高い子供でも、お金持ちだろうと、そうでなかろうと学ぶ最低条件だ。
15歳までが義務教育。
そこから高校・大学・社会へと旅立っていく。

犬は??

言葉も話せなければ、容姿、行動、習性、あらゆる面で異なる。
犬は人間ではない。
だとすると、犬は本当に人間社会の枠で生きていけるのだろうか?
ストレスを覚えず、心豊かに楽しく、問題行動につながることもなく。。。。

無理っぽいですよね。

だって犬ですよ!?

僕が犬なら、何もわからない社会で多分、他人や犬を見たら噛んだり、自転車などに怯えたり、チャイムに吠えたりする可能性はかなり高いと思います。
それはあくまでもルールを教えてもらってなければのお話です。
ルールとは信号で止まる。
トイレの後は手を洗う。
人にあったらあいさつを。
などそんなルールではない。

飼い主さんとのルールだけでいいんです。
飼い主さんとのはっきりとしたあらゆるルールを教えることで犬は幸せになります。
心豊かになります。
ストレスとは無縁の関係になります。
世の中の情勢や経済・心理そんなものを犬に教える必要はまったくない。


教えることはただ一つ。

飼い主さんとのルールのみ。
飼い主さんが愛犬にしてほしいこと・してほしくないこと・をルール化するだけ。
褒めていることと・褒められていることの合致 
叱っていることと・叱られていることの合致
ルールとは「合致」です。


破ることがルールではありません。
合致できていなければ、ルールを教えたことにはなりません。
思い通りには犬とは生活できません。
互いにストレスの蓄積。
どちらかというと飼い主さんが愛犬の悪口ばかり・・・。
犬がおりこうだろうと、悪かろうと、飼い主さんに教わった通り生きていくのが犬です。
「調子のよい時は来るけど、でも普段はなかなか呼んでも来てくれない」
「じっと待ってられない・落ち着きがない」
よく聞く言葉です。
これら皆、飼い主さんが愛犬に教えたルールです。
ルールを作るのは紛れもなく飼い主さんです。
犬ではありません。
そのルールの正しい教え方は人それぞれでかまわないと思います。
皆さんを尊重します。
ルールの教え方、約束事の精密度の計り方がわからない飼い主さんが学ぶのが「しつけ教室」です。

愛犬に教えるのではなく、飼い主さんが学ぶ場なのです。

東住吉店のしつけ教室では確実に飼い主さんが知識と技術を学ぶ場として成立しています。
そのルールを教えることができていますか!?
教えるのは「家族のルール」「家族の約束事」です。

象・キリン・熊・狸・猿・トラ・ライオン・カバ・ヒョウ・大小問わずあらゆる動物は法律の下もあるが、しっかりとした環境で飼育されている。「動物園」という枠で。
その動物園という枠内では、飼育管理さん、調教師さんが、動物園内での生活の送り方をしっかり教えています。
それが動物園での「ルール作り」

上記の動物達が人間社会で共存することはほぼ有り得ないだろう。
それでいいと思う。
そんなルールも教えられない動物を飼うこと自体誰もしたくはないと思う。
飼い方も接し方もしつけ方も知らない僕はたとえお金で飼えても施設が整っていても飼うことはない。

なぜなら、相手の気持ちをわかってあげられなさそうだから。
理解してあげられそうにない。
ストレスを与え続けて病気を患わせるかもしれない。
殺してしまうかもしれない。
知ることに時間を費やす時間もない。
動物を飼うに当たり、準備をする時間もない。
そのような状況で飼うことは絶対にない。
僕にとっても相手にとってもよいことは何もない。
さらには他人まで迷惑をかけてしまうだろう。
すべてが自分の知識と技術の無知さによって。


でも犬については僕の年齢なりに勉強し、努力をし、知識と技術を鍛錬してきたつもりです。
でも現状でさらにあと10年分の知識と技術があったらいいなぁと毎日思っています。
そうしたらもっともっと周りに貢献できるのになぁ。
1頭でも多くの犬たちを幸せにしてあげられるのになぁ。
もっともっと人と犬との豊かな生活をご提供してあげられるのになぁと。無いものねだりをしています。

まぁそれはさておき、皆さんはどれだけ犬のことを知って犬を飼ったのでしょうか?
ペットショップが多い中、犬を飼うのは容易です。お金を払わずとも犬を飼うルートはたくさんあります。
自分の家で生まれた仔犬をもらったりとか。
このような社会ですが、ルールを教える最低知識・技術がない状態で犬を飼ったことはしょうがないことだとしても、幼少期の間にしっかりとしたルールを教えぬまま成長させてしまった家族が困った困ったとしつけ教室の門を叩き、通うことになるのです。
辛口ですが、しつけ教室は飼い主さんの尻拭いの場所ではありません。
犬についてわからない飼い主さんがルールや約束事を愛犬に教える知識と技術を幼少期の間に学ぶ場所なのです。
人間でさえ15歳までの義務教育。
では犬には何も教えなくていいのでしょうか?
4ヶ月間くらいの教育期間があってもいいのではないですか?
犬を飼うことに安易な気持ちで飼ってしまいがちなこの日本人特有の考えが僕はあまり好きではありません。
ショップの販売システムもその一つとして僕は捉えています。

だからこそ最低限犬を飼ったらルールをしっかり教えてあげて下さい
よろしくお願い致します
犬たちに幸せをお願い致します



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